複雑

"八日目の蝉" 2011年 / 日本
生まれたての子供を誘拐するお話。誘拐犯はその赤ん坊に愛情を注ぎ、育てる。そして、子供もその誘拐犯を本当の母親と思い育ってきた。しかし、結局は誘拐犯は逮捕され、子供は本当の両親の元に帰った。
でも、子供は、どこかで本当の親/住む場所に違和感を感じる。誘拐犯/彼女と暮らした場所がしっくりくる感じがある。
本当の親(特に母親)は、ただの被害者なのに、子供とうまく行かず、精神までおかしくしてしまい、なんとも言えない後味の悪い映画。でもいろいろ考えさせられる話。

0 件のコメント:

Popular Posts

Recent Posts

ドキュメンタリー系2本

"戦場記者" 2022年 / 日本 TV局の記者である須賀川拓さんが監督する中東情勢のドキュメンタリー。自分はTV番組"クレイジー・ジャーニー"でこの方を知って、興味があったので観てみた。「戦場記者とは?」ということがよくわかる映画。また、...