"誰も知らない" 2004年 / 日本
是枝監督作品。「巣鴨子供置き去り事件」を題材にしているが、ドキュメンタリーと言うわけではなさそう。母子家庭の長男が主人公。母親、長男、長女、次男、次女の5人家族。母親は男癖が悪く、家を空けがち。そこで主人公の長男が親代わりとなって弟、妹たちの面倒を見ている。母親が新しい男を見つけ、家を空け、全然返ってこない。生活費が底をつき、どんどん生活が厳しくなる・・・。この作品の救いのないところは、母親に自覚がなく、病的なところ。せめて罪悪感を持ってくれれば、怒ることも協力することもできそうやけど、悪いとも何とも思ってないところが、救いのない感じやった。「親が悪い」と片づけることは簡単やけど、でも「子供たちは?」と、考えさせられる映画。
"Pixels" 2015年 / アメリカ
邦題は「ピクセル」。上の作品とは対極にある話。子どもの頃、ゲーセンで出会ったオタク3人が主人公。3人とも大人になり、1人は大統領、1人はオタクな電気屋さん(?)。最後の1人は陰謀論者になってる。ある時、エイリアンが襲って来た。でも、攻撃方法がギャラガとかパックマンとかドンキーコングとかレトロゲーム的。そこで、大統領は残り2人を呼び寄せ、宇宙人に立ち向かう話。なんの心配のないB級映画。
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