感じ方

"The Man Who Stole Banksy" 2017年 / イギリス、イタリア
邦題は"バンクシーを盗んだ男"。舞台は、パレスチナとイスラエルを分断する壁に描かれたバンクシーを含む様々なアーティストのストリート・アート。これは、この地域の問題に世界の注目を集めることを目的にして描かれた。でも、そこに住むパレスチナ人にとっては、また別の感じ方がある。バンクシーが描いた"ロバと兵士"。現地では"ロバ"は侮辱の意味がこめられており、自分たちをそのロバに描かれたと憤る。「勝手に描いたんだから、こっちだって勝手に売る」。公共物に描かれたストリート・アートは、保存するべきものなのか。また、それは、剥がして、別の場所に保管しても良いのか。描かれた側は自由に売ってよいのか。
ストリート・アートって何なんだろう、と考えさせられる作品。

"花とアリス殺人事件" 2015年 / 日本
久々に観た。今年から1度観たことのある作品は、基本的に書かないでおこうと思ってたけど、やっぱおもろい。
2004年に制作された実写映画"花とアリス"の中学生時代を描く作品。実写を観て、その作品が好きな人は、このアニメも絶対好きなはず。
青春やなあ。

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