精神病か霊的な何かか、そんなのはどうでもよい。

"K・Nの悲劇" / 高野和明(2003年)
最近ハマっている高野さんの作品。今回のテーマは出産。著書がヒットし、都内マンションに引っ越すことができた物書きが主人公。彼は新婚であり、奥さんの妊娠も発覚。だか、ヒット作の売り上げに陰りが見え始め、マンションのローンが重くのしかかる、こんな時に子育てなんかできないと夫婦で話し合い、中絶を決める。
そこから奥さんの様子がおかしくなる。精神病なのか、霊的な憑依なのか、また中絶するのか、出産するのか、サスペンス風の物語であり、出産/中絶について考えさせられるお話。

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