久々の読書

"最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常" / 二宮敦人(2016年)
 久々の読書。どっかのサイトで紹介されてて、おもわず読んでしまった。東京藝術大学は、どんなところか?どんな人たちがいるのか?と言う事が少しわかる本。たぶんここに書ききれないことはたくさんあると思うけど、天才の集団であることは分かった。
 まずは音校と美校の違い。時間にルーズなのは美校。ある時の教授会では時間通りに来てる教授が1人だけだったとか。対する音校では、授業30分前集合で授業の準備が当たり前。他にも、音校の1次試験なんかは試験時間5分の演奏で決まるのに対して、美校では2日間にまたがるデッサン試験があったりと、音楽と美術だけで、まず大きく異なる。もちろん音楽、美術の中でもさらに専攻が分かれるので、本当にいろんな学生がいるらしい。もちろんそんな学生たちを指導する教授も一流ぞろいらしく、学生が1時間かけてもできないノミのメンテを、わずか"2シャッシャ(シャッ、シャッ、って2回やる)"で終わらせたり、学園祭の講評で「お前ら最高だー!!」と絶叫する学長がいたり、本当におもしろい。
 本当にこういう人たちが羨ましいと感じた本。

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