効率化と細分化

"モダンタイムス(上)" / 伊坂幸太郎(2008年)
"モダンタイムス(下)" / 伊坂幸太郎(2008年)
久々の伊坂幸太郎。"魔王"や"ゴールデンスランバー"のような陰謀モノ。"モダンタイムス"は"魔王"の続編であり、"ゴールデンスランバー"とは執筆時期が近かったらしい。だから雰囲気が似てたんかも。
主人公は普通のSE(システムエンジニア)だが、ある時から急におかしなことが起こり始める。きっかけは下記の2つ。
・妻から浮気を疑われ拷問のプロに脅迫される。
・先輩社員が急に失踪し、代わりにその仕事を引き継ぐことになる。
ここから、話はどんどん大きくなっていく。単純な仕様変更の仕事だと思っていたが、ソースを見る限り、何かを監視している。さらに試しに検索した人が事件に巻き込まれていく。
なんなんさ?って感じで謎を究明していくお話。
全ては「大きなシステム」の「一部」。

おもろかった。あと、この本に出てくる占いメール「○○すべきですよ、絶対。」・・・占いちゃうやん。

0 件のコメント:

Popular Posts

Recent Posts

ほんまの休日

土日のどっちかは、ただただぼーーーっとしてたい。